炭水化物についての逡巡 どっちなのか?

炭水化物についての逡巡 どっちなのか?

 『炭水化物が人類を滅ぼす。糖質制限からみた生命の科学』夏井睦著について。

 

 先ず一言。

 

 大変面白い。

 

 新書で出ていて、880円。

 

 安い。

 

 出た当時、ベストセラーになっているようである。今でもネットでの書評を読むと、かなりの賛否両論があり、一健康法として糖質制限が常識になっている今でもインパクトのある本なのだなと思う。

 

 前半は著者の炭水化物ダイエットを取り入れた日記のような部分であり、大変読みやすく参考になった。

 

 また後半は著者の炭水化物が人類に取り入れられるようになった歴史の仮説であり、よく調べたなという程の資料と納得できる推論である。

 

 興味深かった。

 

 私はマイルド糖質制限賛成派であり、自分が糖質制限をはじめるのによい動機付けが得られるのではないかと思う。

 

 著者はなぜか、主に男性ではなく女性に読んでもらいたいようである。

 

 どうせなら、『世にも恐ろしい「糖質制限ダイエット」』幕内秀夫著と読み比べることをお勧めする。多少情緒的な主張は否めないが、安易な糖質ダイエットに警鐘を鳴らしている。

 

 それはそれでなるほど納得できた。

 

 前者の主張だが、題名の通り非常に簡単。その論理の運び方に一見の価値がある。

 

 しかし、結論から言うと、健康な人のダイエット本というところ。

 

 実際はミトコンドリアを調査すると、糖質制限は効果的なダイエットの方法であることが理解できる。

 

 しかし、このサイトを読んでいる人は真の健康法を探している人だと思う。

 

 真の健康法、総合的な健康法は、一部ダイエット法にも通じるところがあるが、残念ながら夏井氏の主張は健康法としたら60点といったところか。

 

 それは肉食に対する考え方や人工甘味料に関する部分でやはり納得できなかったからである。

 

 夏井氏のファンの方は怒らないでいただきたいが、客観的に食事健康法としては甲田療法に一日の長があると思う。

 

 つまり、炭水化物の厳密な制限でなく、単なる食べすぎという認識。
 
 結論としたら、小食、断食が総合的な健康法として、どうやらベストミックスなのではないだろうか。
 
 さらに言えば、食べる順番や、年齢から来る代謝の問題。
 
 (炭水化物は腸内細菌を考えると摂ったほうがいい。しかし年齢により量を変えていくのがより生理にあっている)

 

 また甲田療法の発展型として、上記二冊を調査した後、石原結貫氏や済陽高穂氏の本などを参考にして、総合的に食事療法を考えていただきたい。

 

 

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