そもそもなぜ冷えるのか?

そもそもなぜ冷えるのか?

 ガンになる人は食事も原因であるが、過度のストレスも同時に原因である。

 

 この点で、安保徹という先生の書いた本は、いい得て妙である。

 

 何冊か買って、ガンのところを拾い読みすると、なるほどとうならされることがある。

 

 最近安保徹は悪いことでニュースになっていたので、大丈夫かと思って遠ざかっていたのだが、改めて読み直すと、ガンについて言っていることは正しいのではないか?

 

 氏は、過度のストレスがガンを誘発するメカニズムをミトコンドリアから非常に簡単に説明する(彼の仮説の全てを無条件で賛成するわけではない)。

 

 紹介すると、過度のストレスで交感神経の緊張状態が続く。
 
 体がこわばり、血流が悪くなる。
 
 体が冷える。

 

 これには利点があり、ミトコンドリアの解糖系が刺激を受けて、火事場の馬鹿力が発揮されやすくなるのだ。

 

 なるほど、以前、競技水泳でピチピチの水着が流行ったことがあったが、体を窒息させて酸素を細胞に行かせないことにより、火事場の馬鹿力を意図的に出させることが出来たのだ。

 

 その他、短距離など最大限の力が必要な競技は、やはりその間呼吸しない。

 

 ポイントは細胞を窒息させることにより、細胞内の解糖系を働かせること。

 

 これは、利点だ。

 

 しかしその結果、一つの細胞に納まっている筈の、酸素が好きなミトコンドリアと分裂してしまう、というもの(細胞の先祖がえり)。

 

 記憶で書いたので間違っているかもしれないが、(資料が一つでないので)いずれまた取り上げたい点だ。

 

 ここで言いたいのは食事でなく、精神状態。

 

 冷たくなる。

 

 ストレスがあると、体はそこから逃れようと生理的に呼吸が浅くなり、低酸素になり、細胞が解糖系にスイッチし、体が力む。
 
 冷える。

 

 では、どうすればいいか?

 

 副交感神経を優位にするのだが、ここで言いたいのは理屈や理論ではない。

 

 ガンをはじめ、冷えで大病になった人はなにか大きなストレスを抱えている可能性がある。

 

 体を温める理屈、理論、食事、物理的にもあるが、それではなく。

 

 大病になったタイミングで、自分の抱えているストレスと向き合うのだ。
 
 仕事や人間関係、親子関係、家族関係、これは逃れられないストレスで四六時中自分を苦しめる。
 
 テレビなどで、イクメンなどといってもてはやされているタレントがいるが、本当に家族に理想的なイクメンな人はごくごくわずかであると思う。

 

 イクメンと違うが、夫婦円満が売りのタレントが離婚調停中ではないか。

 

 イクメンなど、マスコミのイメージ操作なのだ。

 

 でなければ、これほど離婚、不倫、育児放棄、赤ちゃんを捨てる。親が子を殺し、子が親を殺すニュースが毎日やっているのはなぜだろう。

 

 もちろんテレビドラマのような理想の家族はいると思う。

 

 しかし我々が思う予想より少ないのではないか。

 

 今の時代自分が家族関係で、あるいは仕事で何らかの過度のストレスを感じていても不思議ではない。

 

 理想の家族像は、離婚が少なかった昭和の、経済が右肩上がりの時ならあったと思う。

 

 解決はしないこともある。

 

 ただただ、忍耐することもある。

 

 何ヶ月も、何年も、場合によっては一生自分が死ぬまで続く。

 

 ストレスを抱え、何とかいなしながらようやく生きていく。

 

 それが事実なのではないか。

 

 ストレスがありながらも何とかいなすためには物事の優先順位や、生きる目的を探したり、何らかの生きる指針、哲学が必要だと思う。
 
 生きる目標がわかっていれば、あと半年の命だとしても意味がある。
 
 死生観をハッキリさせること。
 
 ちょっと遠いようだが、生きる目的がわかれば、冷えが取れる。
 

 

 

 

 付記

 

 『奥の部屋に進め』ではこの部分をさらに掘り下げている。

 

 

 

 

 

 

 

 


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