電磁波 脳血管関門に影響?

電磁波 血液脳関門に影響?

 携帯の使用で、脳内の血液脳関門に影響を及ぼすことが指摘されている。

 

 血液脳関門とは何だろう?

 

 これはある特定の場所にある胃や腸などの器官ではなくて、脳に張り巡らされた血管の特殊な機能を表している。

 

 体の他の血管とは違い、脳の毛細血管は酸素やブドウ糖、必須アミノ酸などを通過させるが、薬などの脳に有害な物質の侵入を防ぐ特殊な機能を持っている。

 

 しかしこの機能が、携帯電話の電磁波で狂うことがわかっている。

 

 少し前の実験だが、97年にスウェーデンのバーティル・パーソン博士がしたネズミを用いた実験で明らかになっている。
 携帯電話の基準値の1万分の1の強さでマイクロ波を浴びせた630匹と、浴びせていない372匹の脳組織の影響を比較したところ、非常に微弱な電磁波でも血液脳関門に影響を及ぼし、有害物質が脳内に侵入するのを許した。

 

 参照している『危ない電磁波から身を守る』にはその写真が載せられている。

 

 比較された2組のネズミの脳が解剖スライスされ、電磁波に暴露した方の脳のスライスはアルブミンという物質が赤い斑点のように見えている(アルブミンは本来分子量が大きくて脳内には入らない物質)。

 

 では、この血液脳関門が電磁波によって撹乱され機能が低下するとどうなるのか?

 

 本来は制御されている毒物が脳に侵入するのを許してしまうわけだから、勿論いいことはない。

 

ボケなどになる可能性が指摘されている。しかし実は長期的な研究はまだまだで、この部分は未知といっていい。

 

 フィンランドではネズミでなく、人間の脳血管の実験が行われた。

 

 携帯電話に近い周波数を1時間浴びせるとネズミの実験と同じく、血管脳関門をコントロールする酵素が変質した。
 つまり携帯の使用で、脳血管の吸収機能が撹乱されるということである。

 

 別の機能も低下する。

 

 脳の血管には、有用なものを選択的に取り込む働きだけでなく、脳に有害なものを排出しようという働きもある。

 

 ここが撹乱されると、どうなるか?

 

 あるタンパク質が血管から脳硬膜に漏出する。

 

 それが刺激物となり炎症やむくみを生じさせ、結果頭痛を引き起こすというメカニズムが明らかになっている。

 

 また別の要点だが、携帯の周波数の電磁波で脳内のホルモンが撹乱され、方向感覚や記憶力が低下することがラットの実験で報告されている。

 

 電磁波を浴びせたラットは記憶を司どるホルモンであるアセチルコリンが減少している。関連は不明ではあるが、アルツハイマー病も同様にアセチルコリンが減少している。

 

 今の所なんともいえないが、電磁波を浴びるとアルツハイマーになる確率が高くなるのかも知れない。

 

 電磁波は周波数によって性質が違う。

 

 様々なメカニズムによって体に悪い影響を及ぼしていて、この周波数だけが特に悪い、とは一概に言えなくなってきていると思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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