癌の原因  テレビの解説

ガンの原因 テレビの解説

 癌の原因について

 

 一般に活性酸素などの刺激でDNAが損傷することで癌が発生すると考えられている。

 

 ストレスや紫外線が活性酸素を過剰にさせるとも考えられている。

 

 癌の原因について、詳しく知っても実際なってしまった人には、あまり関係なく。

 

 そんなことよりも早く治してくれ、というものだ。

 

 申し訳ないが、原因に関してである。

 

 別ページを探してほしい。

 

 先日、NHKのスーパープレゼンテーションという番組で、最新の癌理論を放送していた。

 

 正味数十分の番組だったが、その要旨を理解するのに数回見直さねばならないほどだった。

 

 イラン出身のミナ・ビッセルという女性の博士だが、彼女の意見によると、人の体の中にある全ての細胞は同じ遺伝情報を持っている。なのになぜ鼻は鼻になり、足にならないのか?

 

 70兆ほどある同じ遺伝情報を持った全ての細胞が調和よく体を構成しているが、なぜ特定の器官に成長するのか?

 

 実はよく言われる疑問だが、この考えを1984年にすでにネイチャーに掲載している。

 

 これが、どう癌と関係するのか?

 

 1991年のこと、ラウス博士がニワトリ特有のウイルス性癌肉腫のろ過液を健康なニワトリに注射し、癌化
に成功。

 

 つまり外的な要因で癌になることが理解できた。

 

 しかしミナ博士は同じ癌肉腫のろ過液をニワトリでなくニワトリの胚に注射。

 

 すると卵の中に、癌遺伝子は存在するものの癌化しなかった。

 

 その後、その部分をシャーレー(ガラスの皿)に取り出すとがん化した。

 

 ここから何が解かるのか?

 

 さらに実験は癌でない乳の細胞に続く。

 

 マウスの乳の細胞も体内に存在するときは乳を作るが、シャーレーに取り出すと乳を作るのをやめた。

 

 つまり、個々の細胞は自分がどこにいるかを理解してその機能を果たしている。

 

 では個々の細胞は、自分がどの機能を果たすべきなのかどうやって知るのか?

 

 ECMで知る。

 

 ECMとは細胞外マトリクスというのだが、細胞を取り巻く外側の『微小環境』なのだそうだ。

 

 この部分は研究中とのこと。

 

 細胞の核とこのECMが信号のやり取りをして、あなたは鼻ね、あなたは足ねとDNAに働きかけている。

 

 つまり、体の各器官は特定の遺伝子がECMと呼応している。

 

 ようやくここで癌の話に戻るが、癌細胞はECMとの信号のやり取りがめちゃくちゃなのだそうだ。

 

 ミナ女史の実験はさらに興味深い実験へと続く。

 

 シャーレーにマウスの乳の細胞を入れると変な増殖の仕方をするが、人工的に理想的なECMゲルを作り、そこに乳の細胞を入れると乳汁を作るようになる。

 

 今度は体内にある理想的ECMゲルのシャーレーの中に癌遺伝子を入れる。

 

 すると、もとの細胞に戻るのだ。

 

 どういうことなのか?

 

 映像ではここで観客に拍手が起こった。

 

 結論として、細胞が形成されるとき、細胞外『微小環境』に影響を受ける。

 

 映像は翻訳したもので、細かいニュアンスは伝わらなかった。

 

 言いたいことは、おそらく、癌遺伝子だけでなくその周りの組織の環境も影響があるということ。

 

 癌遺伝子だけでは癌にならないということ。

 

 癌遺伝子とその環境の両方がそろって癌になっていく。

 

 ・・・まあそうだろうね。

 

 また、内容が難しく、後半の10分程度は吹石一恵という女優がもう一度要約していた。

 

 突っ込みどころが満載で、じゃあ細胞外『微小環境』ってなに?と思ったが、癌の原因というこの分野はまだまだ研究中ということではっきりとは言い切れないということだ。

 

 以前癌の原因としてミトコンドリアというのに触れたことがある。

 

 個人的には癌の原因はこれだと思う。

 

 結局、入組んだ説明をしたが、同じことを言っているのではないかと感じた。

 

 

 

 

 

 

 


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